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焼けました!
色んなのが焼けるのね〜
「やきもの」というのは文字通り土を焼く訳ですが、その多彩さにおいては特筆すべきものがあります。
最初にご紹介するのは上絵付けのカップ&ソーサー。これは既成の白い器を買ってきて、それに絵付けを施したものです。
赤、青、緑は九谷の上絵の具で金箔は陶芸用のだそうです。赤絵の帯の中に丸やジグザグなどの模様がありますが、赤絵を施した後に針などで削って描いているのでしょうか。この描線が器に楽しげな雰囲気と見飽きない魅力を与えています。
次は、おにぎり形の小皿。赤土で成形し白化粧を施した後、針で掻き落として模様を描いています。手前の二枚には模様に釉薬か下絵具で色を差してあります。落ち着いた白とさりげない模様が、色々なお料理を優しく受け止めてくれそうです。
三つ目はフクロウですね。この方、教室に入られた時からフクロウを探求されています。もう、フクロウを作らせたら右に出るものはいない!という域に達しています。なんか楽しげでいいですね〜。
最後は、盆景を楽しんでおられる方の作品。ちょっと見えにくいですが、奥のシダっぽいのが焼けた器に植えたものでしょう。
舟形のペローんとした器ですが、設置面を極力小さくして軽やかに浮いているように見えます。手前の器にはどんな景色が現れるのでしょう。